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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 科学・イノベーション・技術省(DSIT)、Peter Kyle大臣
- 元記事公開日:
- 2025/03/20
- 抄訳記事公開日:
- 2025/04/17
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米国とのAIパートナーシップ強化に向けたDSIT大臣の外遊
UK Tech Secretary to bang the drum for closer AI partnership with the US
- 本文:
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(2025年3月20日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)とPeter Kyle大臣による表記発表の概要は以下のとおり)
ピーター・カイル(Peter Kyle)DSIT大臣は今週(3月18-25日)の米国訪問において、AI投資のグローバル拠点としての英国の信頼性を明確に説明するとともに、両国がAI時代に両国の特別な関係をどのように発展させられるかを強調する。
3月20日にサンノゼにおけるNvidia社の年次会合にて、大臣は、地域社会に恩恵をもたらしながら、政府がAIに基づき英国経済を刷新する方法について概説する。
AI技術は、英国では既に、英国政府の「変化に向けた計画」の中心的な柱である公共サービスの改善と新たな経済成長の促進に活用されている。大臣は、英国のAIセクターが英国を民主主義世界で2番目のAI先進国家に位置づける方策について概説し、米国の企業や資金提供機関にも同様に豊富な投資機会が開かれている現状について説明する。
大臣のメッセージの中心は、AI投資に対する英国の状況が整備されていることであり、特に「産業衰退地域を英国の革新的なAI成長ゾーン(AI Growth Zones)に変革する」方法に焦点を当てる。これらのゾーンは、AI機会行動計画の主要要素であり、合理化された規制と専用のインフラを通じて大規模なAI投資を迅速に誘致するべく設計され、戦略的に指定された地域である。
英首相と米大統領は、AIを大西洋をまたぐ両国関係の中心に据えている。先月ホワイトハウスを訪問した首相は、両国が先端技術を中核とする新たな経済協定の策定に取り組むことを確認している。
最近の主な関連動向としては、英国のデータ・インフラ拡張のためのVantage Data Centers社による120億ポンドの投資や、AI活用による公共サービス改善に向けた英国政府とAnthropic社との提携などが挙げられる。
[DW編集局]